【朝活】自分プロジェクト&孤独について
おはようございます
週末に夫が帰省し また戻っていきました
短い時間でしたが
家族が全員揃うのは やっぱりいいものですね
元気になりました
松浦弥太郎さんの本『今日もていねいに。』を読みました
先日 書店でこちらの本を買いました
松浦弥太郎さん
『暮らしの主貼』の編集長や
「COW BOOKS」の代表をされている方です
表紙のデザインが好みで何となく手に取り
ページをパラパラめくっているうちに
ある章で目がとまりました
「基本条件は孤独」
松浦さんは三人以上 人が集まるところに
なるべく行かないようにしているそうです
その理由を
「人間が生きる基本条件は
孤独だと思っているから」と述べています
そして次の一文…
感じる、思う、考える、選ぶ、決める――
人生の根っことなるこうしたことは、一人でしかできない。
この事実を、いさぎよく認めなければならないと思うのです。
松浦弥太郎著『今日もていねいに。』 p159より
この言葉にグサッときました
松浦さんは大勢の人の集まりが苦手だそうですが 私もそうです
もっと言えば
そういう場でも表面を取り繕うことはできますが
帰ってからドッと疲れ
空しくなることが多々あります
一人は寂しい
誰かとつながりたい
そう思ってそういう場に出るのですが
腹を割って何でも話せるような相手というのは
なかなか見つからないんですよね
あるいは少し仲良くなったとしても
生活の変化やちょっとしたきっかけで
何となく疎遠になってしまう
そしてまた空しくなる
それを繰り返しているような気がするんです
私が本音で話せると思うのは
夫と2人の親友だけです
彼らに共通するのは
自分の頭で物事をちゃんと考えていること
よくなりたいと努力していることです
ただの情報交換をしているような時でも
相手が物事をちゃんと考えている人かどうかって
すぐ分かります
「何も考えてない」とか「どうでもいい」という
言葉や態度を出されると
「いい人」であっても なんだか冷めてしまい
距離をおいてしまいます
だから私は多くの人と
疎遠になっちゃうんでしょうね
他人への期待値が高いのかもしれませんし
翻訳という
孤独な仕事をしているせいかもしれません
そして空しくなる
その空しさを何とかしたいなと
相変わらず もがいているところに
「孤独であることを認めろ」という一文は刺さりました
キツいけどこれが真実なんだよな~と
腹を割って話せる3人も
いつでも会えるわけではないし
やっぱり一人で感じ 考え 決断し 行動しているんですよね
だから「自分プロジェクト」
松浦さんは「自分プロジェクト」という
「これができたら、すてきだろうな、面白いだろうな、
きっと新しい発見があるだろうな」
そう思えるプロジェクトをたくさん作って
毎日 実践しているのだそうです
平たく言えば「自分磨き」でしょうか
ただ誰かによく見られたいためではなく
あくまで自分自身の楽しいと思うことを
ていねいにやるという感じです
松浦さんの場合はお茶をていねいに入れたり
ギターを練習したりすることだそうです
私の趣味は
お散歩での野鳥観察や
御朱印巡りなどもありますが
この辺はどちらかというと
家族と楽しみたいものです
なので自分1人でも楽しめる
本当の「自分プロジェクト」について考えてみました
最近だと
・村上春樹 、フィリップ・K・ディックの短編を読み直すこと
・同じくフィリップ・K・ディック原作の映画
(『トータル・リコール』や『ブレードランナー』
『マイノリティリポート』など)を1日1本ずつ観る
この辺でしょうか
自分が孤独であることを認め
そのうえで何がしたいかということを考えたとき
出てきたのがこれでした
仕事のためでもありますが
やっぱり文学を読んだり
映画を観たりするのが好きなんだろうなと思います
今は時間がたっぷりあるので
自分プロジェクトを楽しんでいきたいと思います
さて今日はここまでです
最後まで読んでいただきありがとうございました